この時期の歯列管理はとても重要です。一般的に5歳半〜6歳ころ、下の前歯が萌えてきます。このときお母さんはお子様のお口の中をよく観察してみてください。前歯というのは4本あります。ただ、顎の大きさがが小さいと前歯は並びきりません。(写真1)このときにあきらめないでください。きちんとした時期に治療するとちゃんと並ぶようになります。(写真2)
大切なことは、適切な時期に、適切な処置をすることです。うまく成長発育を利用することにより、きれいな歯並びになることを助長し、口腔機能の健全化、向上を達せられるのです。
ただ、現実的にはお母様だけの判断ではなかなか難しいと思います。歯列に歯が並びきらない叢生、上の歯が出ている上顎前突、下の歯が出ている下顎前突、噛み合わせると下の前歯が見えない噛み合わせが深い過蓋咬合、奥歯で噛んでも前歯が開いたままの開咬など、歯列の問題は様々です。
当医院ではお子様の歯が萌えはじめたころから定期観察させていただくことをお勧めしています。そうすることにより、歯列管理はもちろんのこと、う蝕、歯肉炎など、現代のお子様がかかえる歯科的な問題を解決するお手伝いをさせていただくことができます。
写真1 顎が小さくて歯が並びきっていません
写真2 顎を大きくしたところ、歯が並ぶスペースができてきました
なお、矯正相談は無料となっておりますのでお気軽にお問い合わせください
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